経理事務はどうするのか
会社を辞めて、独立をするということは、経営者になる、ということです。
実は経営者になるのはとても簡単ですが、その反面、経営を維持するのはかなり大変な仕事になります。
特に今まで実務しかしていなかった場合、経営者としての経験もありませんし、そのための勉強もしていませんから、戸惑うことの方が大きいと思います。
どのような職種であったとしても、実務経験が豊富であれば実務に関する不安はないでしょう。
ですが誰でも初めて経験する仕事は、どんな仕事でも不安がいっぱいなはずです。
まして今までは雇われて仕事をする立場でしたから、仕事がなくなるといった心配もなければ給料の心配をすることもなかったと思います。
それが経営者になると、立場は一転します。
自分が仕事を取ってこなくては、収入に繋がらないのです。
しかも単価の低い仕事では数をこなさなくてはいけなくなるので、効率が大変悪くなります。
それを分かっていて断れない時もありますので、そのあたりの切り替えなどをどうするか、というのは大きなポイントだと思います。
自分一人で何もかもしなくてはいけないと、時間に余裕があるようで実は時間に追われてしまうことの方が多かったりします。
特に慣れない経理関係の仕事は、毎日処理しないと、溜まってから処理をしようと考えていると大変なことになってしまいます。
家計簿と同じで、毎日処理することが、結局は近道になるのです。
そうはいってもなかなか出来ないのが現状だと思います。
ですが整理士に頼んでも、毎日の入出金の管理は自分でしないといけないことになります。
全てを税理に依頼すると、とんでもない費用がかかってくるからです。
まずは何でも勉強と考えて自分で挑戦することです。